ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

In the Green~わが家の観葉植物たち

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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

 

今回はうちの観葉植物たちに関するお話しです。

 

観葉植物の魅力と難しさ

今まで、一体何種類の観葉植物にチャレンジしてきたことでしょう?

基本的にずぼらなわが家ですから、なるべく手間のかからない観葉植物がいいんですが、可愛らしい観葉植物を見つけると、つい家に連れて帰りたくなってしまいます。

そうして連れて帰ったはいいが、その観葉植物が必ずしも手間いらずとは限りません。そこが何とも悩ましいところで、しばらく元気だった観葉植物が次第に萎えてきたり葉っぱが落ち始めたりして、結局枯らしてしまうということが、今までに何度もありました。

 

 

日々の暮らしに緑があるとそれだけで癒されます。いろいろなフェイクグリーンも出回っていますが、やはり呼吸している生の緑には敵わないと思います。なるべく手間をかけずに、でもしっかりと屋内グリーンは楽しみたい。

そんな欲張りなニードに合う都合のいい観葉植物はないものでしょうか?

 

 

観葉植物の多くは東南アジアなど熱帯雨林原産のものが多い気がしますが、ものによっては砂漠地帯出身のものもあれば、太陽を好むもの、逆に直射日光を好まないものなど、生育環境はさまざまです。それぞれの植物の生育に適した環境を家の中に作り出してやることが、観葉植物とうまく付き合う方法なのですが、生活環境全てを観葉植物中心に整えて維持するのはなかなか難しく、そのことが観葉植物の難しさにつながっていると思います。

 

 

見た目の可愛らしさでつい色々と手を出してしまいがちですが、観葉植物ごとに過ごしやすい環境を知り、自分たちがその環境を作り出し維持できるかどうか考えてみることです。

まさか、家中を植物園の温室みたいに温度や湿度管理するわけにはいかないので、そういう環境でしか生きられない植物はいさぎよく諦める方が無難でしょう。

 

 

なるべく自分たちの暮らす環境に適応してくれるような、順応性が高い観葉植物を選ぶことが失敗を減らすポイントです。自分たちの暮らしをあまり変えずに済むので、その方が維持管理がしやすいと思います。

 

 

維持管理が難しい観葉植物たち

今まで数多く失敗してきた観葉植物たちは、たとえばベンジャミン、アジアンタム、シュガーバイン、ストレリチア、アスプレニウム、チランジアなど。それからエアプランツの類いも長持ちさせるのは意外に難しいと思います。

 

 

日光の問題

直射日光ではだめ。かと言って薄暗い部屋の中もだめ。窓際のレースカーテン越しで明るい光が間接的に差すようなところが理想と言われています。

でも、そういう窓際の環境は冬場の場合はガラス越しの放射冷却でかなり冷え込むんですよね。

10℃を下回るような環境では、いくら日光があっても寒さでダメになってしまいます。

10℃以下の環境になると、ベンジャミンなどの観葉植物は葉っぱが落ちてしまいます。落葉して体力の消耗を防ごうとするんですね。枯れてしまったわけではなくて、翌年の温かい環境になればまた芽を出す可能性もあるんですが、いったん葉が落ちた観葉植物を復活させるのはなかなか難しいと思います。

 

つまり、うちのように共働きで昼間に暖房を落とす家庭では、室温が10℃以下になることは当たり前にありますから、こういった種類の観葉植物は無理ということなのです。

 

 

葉水の問題

湿度の高い環境を好む観葉植物たち(アジアンタム、シュガーバインなど)は日に何度も葉水をかけてやる必要があります。

葉水の目的は、植物の乾燥を防ぐこと、また葉っぱからも水分を吸収するためでもあります。

ただし、水分を好むからといって土に水をやりすぎると今度は根腐れを起こして枯れてしまいます。葉水と水やりは別のものなんですね。ここがまた難しいところです。

 

 

樹形の整えやすさ

観葉植物そのものの育てやすさとは少し違いますが、もう一つ「樹形の整えやすさ」というのも観葉植物の維持においては大事なポイントになってきます。

店頭に並ぶ小さなポットの苗を見て可愛いと思って育ててみたら、どんどん姿形が変わっていって手に負えなくなってしまうという場合があります。できれば買う前にネット検索などでその観葉植物の将来の姿を調べてみるといいのですが、あまり深く考えずに買ってしまうこともあると思います。

私の経験上、成長につれて「何だかなぁ」となってしまった観葉植物の一つにポトスが挙げられます。ポットで売られている小さなポトスの苗は確かに可愛いんですよね。

ポトスは成長すると茎がどんどん伸びていく性質があり、のびた茎から脇根が出てきます。

家の中で小さな鉢で育てていると、だんだん茎が鉢の外へ広がっていって、鉢からこぼれてきます。ハンギングのように鉢を吊るして茎が垂れるようにしてやるか、あるいは鉢に木の棒を突き刺して、茎を上へ上へと誘因してやるか、それとも思い切って茎を切って適当に樹形を整えるか。

そういうひと手間を惜しまずこまめに手入れしてやれば可愛いやつなんですけれど、最初に思っていたのとは少しイメージが違ってきます。

やはり、買う前に将来の姿を確かめておくというのは大事なことだと思います。

 

 

もう一つ、葉っぱや茎が割と黄変しやすいのがアレカヤシという観葉植物です。

シュシュッと伸びたスマートな葉っぱが南国っぽい観葉植物ですが、買った時は青々していたのに、家で育てていると刃先や茎が黄変しやすいのが難点です。苗の中心部分に近いところは青々していますが、外側になるにつれて葉先が黄色く枯れてきます。室内の温度や湿度管理とこまめな葉水で加湿してやればいいのでしょうが、手間を怠るとすぐに黄変してきます。

黄変してきた葉先の部分をハサミでカットしてやるのも一つの方法ですが、葉っぱの数が増えてくるとそれだけでもけっこう時間がかかります。

ヤシの種類も意外と世話が焼ける観葉植物だと思います。

 

 

比較的管理しやすい観葉植物

続いては、これまで育ててみた観葉植物の中で、比較的育てやすく管理も容易と思えるものをいくつかご紹介したいと思います。

 

パキラ

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手のひらを広げたような葉っぱの観葉植物で、幹の先端付近に葉茎がかたまって出てくるのが特徴的です。成長するにつれて幹が伸びて背が高くなっていきますが、成長スピードは比較的ゆっくりめなので、樹形はほとんど買った時と変わらず、葉っぱが広がり過ぎることもありません。冬の寒さや日光不足で葉茎が落ちてしまうことがありますが、根腐れさえしていなければ、翌年暖かい場所に置いておくと、幹の先の方から新しい芽が出てきて復活します。

購入する時は、できるだけ幹の根元が太い(先に向かってすぼまっているような)ものを選ぶと、根がしっかり張っていて丈夫だと思います。

 

ファカスウンベラータ

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最近人気が高い観葉植物ですね。丸い大きめの葉っぱと、成長すると結構背が高くなるので家の中に置くとしっかり存在感のある観葉植物です。

他の観葉植物と比べると値段が高いのが難点で、高さ1mくらいのもので1万円くらいが相場でしょうか?大きな個体を買おうと思うとかなり予算がかかります。

うちは、高さ30〜40センチくらいの小さめの苗を2000円くらいで買ってきて、大きく育てて楽しんでいます。

秋の時期に茎の先端を切って土に挿してやると、根が出てきて挿木で増やすこともできますし、幹の先をカットすると、脇から新芽が出てきて枝分かれします。

 

日光の当たる方に向かって枝が伸びようとしますから、時々鉢の置き方を回転させてやることで、枝ぶりに変化が出てきて、そんな風に枝ぶりを変化させたり枝分かれさせてやることで、だんだん雰囲気が出てきます。

 

他の観葉植物に比べると葉っぱが茶色くなりにくく、葉水も不要、土が乾いたら水をやるだけで管理も簡単ですから、値段はそれなりにしますが、長い目でみると一番おすすめの観葉植物だと思います。個人的には、もし家に一つだけ観葉植物を置くとしたら絶対これがいいと思います。

 

 

モンステラ

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葉っぱ1枚の大きさが60センチほどにもなる観葉植物です。厚めで光沢のある大きな葉っぱに不規則な切れ込みが入る独特のフォルムが特徴的で、生花などにも使われたり、さまざまなイラストやポスターにもデザインとして使われたりするので、ご存じの方も多いかもしれません。

日当たりや養分など環境がいいとものすごく葉っぱが茂って横に広がってきますから、適度に葉っぱを間引いて、花瓶に生けたりすると、テーブルのアクセントになっておしゃれだと思います。日当たりと温度さえ気を付ければほとんど放任で大丈夫なので、維持管理が楽な観葉植物だと思います。

 

ガジュマル

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葉っぱよりもどちらかというと独特の幹を楽しむ観葉植物です。

幹の表面から気根と呼ばれるわき根が出てきて、その根が土の中に入っていき、やがてその根が幹に変化していきます。そうやって幹が複雑に絡まり合うように成長していく姿が神秘的な雰囲気を演出してくれる観葉植物です。

厚さ寒さにも比較的強く、慣れれば戸外で越冬できるほどですし、ほとんど放任で大丈夫ですが、幹を楽しむには葉っぱの部分は適度に刈り込んでやった方が樹形が整います。あまりほったらかしにすると、葉っぱの方がどんどん大きくなってバランスが悪くなってくるので、思い切って葉っぱを落としてやるといいと思います。切った葉っぱの付け根から白い汁が出てくるのが特徴的です。

 

ビカクシダ

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ビカクシダは小型の観葉植物に属します。まだあまりメジャーな存在ではないので、見たことないという方もおられるかもしれませんね。葉っぱの独特のフォルムが特徴で、葉は色んな形に変化します。苔玉のような形でハンギングで楽しんだり、壁に吊るしてレイアウトしたりとアレンジすることもできます。

10℃以下にならないようにだけ気をつけておけば置き場所はあまり選ばないので、育てやすい部類ではないかと思います。

 

 

家の中に観葉植物に適した場所はいくつあるか?

植物全てに言えることですが、毎日顔を見たり土の乾き具合をみて、ほんの少し気にかけてあげることが大切なのですが、それが案外難しいわけです。まして、家のあちこちに観葉植物があると、リビングの窓辺、寝室、トイレ、洗面、キッチン、玄関。。。と何か所もチェックしなければいけなくなります。

つい、家中あちこちに観葉植物を置きたくなるもんですが、これが失敗の原因です。(うちの場合はそうでした)

 

共働きで日中家を空けることが多い家庭、特に冬場の日中が留守になると、家の中でも気温が10度以下になりますから、いくら窓際の日光の近くに置いても、最低温度を下回って体力を失い、葉っぱが落ちてしまうケースが多いと思います。

 

先ほど挙げたような、比較的管理が容易で寒さにも耐性がある観葉植物を選ぶことがまず一つめのポイントですが、もう一つは置き場所を絞ることです。

つまり、家の中で一番長い時間人が過ごす場所(例えばリビングとか)に絞って、そこに観葉植物をある程度かためて配置することをお勧めします。

玄関という場所は案外日当たりが悪かったり寒さが厳しい場所ですし、キッチンや洗面、トイレなども温度の問題と光の問題が結構難しいと思います。

それと、あちこちに分散して配置するとそれだけ目が行き届きにくくなり、わざわざ観葉植物の様子を観察して回るという手間が必要になります。

 

リビングにかためておいておけば、テレビのコマーシャルの間とか、ちょっとした時間に観葉植物に目をやる機会が増えますし、葉っぱの緑の具合とか、新芽の様子とか、土の乾き具合とかにも気づきやすいというメリットがあります。

 

それ以外の場所には、うちはあえてフェイクグリーンなんかもうまく取り入れたりしながら雰囲気を楽しむようにしたり、一輪挿しを置いて小さな花や緑を生けたりしてアクセントにしています。

 

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近ごろはフェイクグリーンでもかなり本物と見分けがつきにくい仕上がりになってきていますから、すべてを観葉植物にして失敗するよりも、使いどころをしぼって自分たちに無理なく管理できる範囲で観葉植物を楽しむ方が、いらぬストレスを減らすことにつながると思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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