ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

アウトドア薪ストーブを買ってしまった


ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今回は新たにわが家に仲間入りしたアウトドア薪ストーブをご紹介したいと思います。

念願の薪ストーブ

古民家をリノベーションして滋賀に移住してきた時、できれば家に薪ストーブを置きたかったんですけど、予算の都合もあって薪ストーブはあきらめていたんです。


でも、火を焚くことへの憧れは以前からずっとあって、家族でキャンプする時に焚火をしたりして過ごしていたんですが、最近になって、コンパクトなアウトドア用薪ストーブがあることを知り、色々調べていくうちにやっぱり薪ストーブが欲しい!と思うようになってきて、ずいぶん思い悩んだ結果、今シーズン、思い切って薪ストーブを買うことにしたのでした。

絶対に反対されるかと思っていた奥さんも意外と乗り気であっさり賛成してくれました。

重さ11kgの鉄製ストーブ

うちが買ったのはMt.SUMI(マウントスミ)というブランドの鉄製の薪ストーブで、重さは11kgほどになります。一般的な薪ストーブは鋳物製でものすごく重たいですが、11kgならまあ持ち運びできる範囲です。10kg入りのお米と同じくらい、と思ってもらえるとイメージがつくでしょうか?
ストーブ本体のサイズはW26×D39.5×H30cmととてもコンパクトなので、ストーブの大きさと比較すると結構ずっしりした感じに思えます。


市場ではコンパクト薪ストーブといえばステンレス製の薪ストーブが主流になってますが、うちはあえて少し重さのある鉄ストーブを選びました。

ステンレス製の軽くてコンパクトなストーブはステンレスの厚みが0.8mm、重さ3kgほどしかなく、現物を見るとかなりペラペラの作りで、接合部分も弱くて熱が加わると歪みが出てしまいそうな気がして、長く使うには少し不安がありました。またステンレスは新品の時はきれいな銀色ですが、熱が加わるとすぐに茶色く変色するので、一見錆びているか汚れているように見えてしまうのも難点です。


Mt.SUMI社の薪ストーブは鉄の厚みが3mmほどあり、鋳物ほどではないにせよ、かなりしっかりした作りになっています。
うちが選んだのはシリーズの中で最も小さな「COZY(コージー)」というモデルです。


Mt.SUMIという名前は、京都の宇治に炭山という場所があり、地名の炭山をとって「Mt.SUMI」なんだとか。
関西発信のブランドというところも親近感があります。

耐熱ガラスの窓まわりもしっかりした作りになっていて安心できます。ここの作りが雑だと、ガラス周りの固定部が熱で歪んでガラスが割れてしまうことがあるようです。



煙突は30センチほどの長さの短い煙突をジョイントして組み立てる方式で、つないだ煙突の長さは2.2m、ストーブ本体に煙突を立てると地上から2.6mになります。

バラした煙突はストーブの中に収納できるので、けっこうコンパクトに収まります。煙突など付属部品を含めた総重量は14kgほどですが、専用のケースに入れれば持ち運びはそれほど難しくありません。

アウトドア調理にも

Mt.SUMI社の薪ストーブの特徴の一つに、天板が2段階に取り外せることが挙げられます。

丸い部分を取り外して鍋ややかんを置けば、直火での調理が可能です。

さらに天板の四角い枠を取り外すことができるので、このスペースに金網を置けばバーベキューにも使えますし、また上から木を放り込んで焚火台として使うことも可能です。

薪ストーブというと冬シーズンだけのものと考えがちですが、このようにさまざまな使い方ができるので、冬以外でもアウトドアシーンで活躍してくれそうな期待が持てます。

二次燃焼でクリーンな煙

さて、Mt.SUMI社の薪ストーブを選んだもう一つの決め手は二次燃焼システムがあることでした。
鋳物製の低価格帯(3〜5万円くらい)の薪ストーブは二次燃焼がないモデルがほとんどですが、Mt.SUMIの薪ストーブは4万円ほどの価格ながらきちんと二次燃焼システムが取り入れられています。
これがあることで煙突から出る煙がクリーンであまり臭いがしないというメリットがあるのです。

ストーブ内の上部には仕切りがついていて、ここで二次燃焼が起こります。


※Mt.SUMI社ホームページより引用

ストーブの奥の方を覗くと「バッフル」と呼ばれる小さな空気孔がいくつもあるのが見えます。ストーブの底から背部を通ってバッフルに送り込まれた空気が、仕切り板のところで二次燃焼を起こさせる仕組みになっているんですね。
薪が燃えた時に出る有機ガスは、ストーブ上部で再び燃焼し、完全燃焼したクリーンなガスが煙突から排気されます。二次燃焼がきちんと行われていると、煙突の先からは透明なかげろうが立ちのぼるだけとなり、白い煙は出てきません。


また、ストーブ内の炎が直接煙突の方へ行かず、バッフルから仕切り板を経由してジグザグに炎が通るため、煙突が極端に熱くならないというのも二次燃焼システムのメリットの一つです。


送られてきた箱を開けると、思った以上に小さな鉄のストーブが現れました。


ひと目見た瞬間「可愛らしい!」というのが第一印象です。
可愛くて、ずっしりしていて、黒い分厚い鉄でできたシンプルなフォルム。


実物を見る機会がないままネット注文したので、どんなストーブが届くのか正直少し不安でしたが、いい意味で予想を裏切られた感じです。
「モノ」としての見た目の美しさやデザインって、とても大切な要素の一つだと思います。


Mt.SUMIの薪ストーブは、「薪ストーブ」という言葉が示すイメージを、見た目においても機能面においても裏切ることなくしっかり満たしていて、かつその魅力を全体的にギュッとコンパクトに凝縮してくれている気がします。


鉄製なので、これから火入れをしてまずはじっくりとシーズニングしてから、色々な場面でガンガン使っていきたいと思います。


ハイエースにこいつを積み込んで、旅先でのバンライフや車中泊キャンプに大活躍してくれそうな期待が持てます。
またブログでもぼちぼち取り上げていきますので、どうぞお楽しみに!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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