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ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は、うちのハイエースの現在のリビングの様子を少しご紹介したいと思います。
今年になって壁面収納のレイアウトを見直ししたことで、今までよりもさらに使いやすいリビングになりました。いろいろ欲を言えばキリがありませんが、車内での動線はかなり良くなったと実感しています。
車内ごはんをより簡便に
車中泊をするときの車内の状況は、大きく「食事モード」「くつろぎモード」「就寝モード」と移り変わっていきます。
そして翌朝にはふたたび「就寝モード」から「食事モード」に転換し、さらにそれを片付けて出発となるわけですが、それぞれのモードチェンジがなるべく素早く、簡単にできることが車中泊レイアウトを考える上では大切なポイントです。
中でも、いろいろなものがテーブルに並んで一番雑然となりがちなのが食事シーンです。食事時間をできるだけ快適に過ごすことが、車中泊のストレスを減らす上では特に大切だと思っています。
今回のレイアウト変更では主にこの食事シーンの簡便化を目標にいろいろと工夫を考えていきました。
収納アイテムの絞り込みと電気関係の一元化
こちらが現在のリビング(右壁面)の様子です。
文字が小さくて申し訳ありません。
まず、レイアウト変更の一つ目のポイントとして、主に食事シーンでよく使うものをリビングの右壁面に配置して、座った状態で手を伸ばせば、使いたいものにサッと手が届くように整理しました。
ここに何を置いておくか?というのは、各家庭ごとにニーズが違うと思います。キッチン用品や生活用品をすべてまとめておくにはスペースが狭すぎますから、いろいろと試行錯誤してみた結果、うちでは「調理と食事」に絞って収納アイテムをチョイスしていきました。
次にレイアウト変更のもう一つのポイントとして、テレビやチューナー、ポータブル電源などの電気関係を1ヶ所にまとめ、車内で使う電気についてできるだけ集中管理しやすくなるようにしました。
うちでは現在、大小2つのポータブル電源を積んでいます。小さいほうのポータブル電源はリビングの壁面にベルトで固定してあって、主に車内照明とスマホの充電、あとはテレビやチューナーなどの電気をここから取っています。これくらいの電気消費量までなら小型ポータブル電源1つあれば十分まかなえると思います。
一方、車載冷蔵庫と、トースターやケトルを使うための電源は目の前の500W電源からではなく、床下に置いてある大容量ポータブル電源の方から取っています。扇風機も床下の電源からですね。コンプレッサーやモーターを持続的に使う機器や、一時的に大電力を必要とするモノたちは、小型電源では能力不足になってしまうんです。
大容量ポータブル電源のAC電力を使う時には、床下のACスイッチを押してやる必要があるんですが、毎回床下に手を伸ばすのが面倒なので、自転車のブレーキワイヤーを使って遠隔スイッチを自作して、リビングの手元でスイッチ操作ができるようにしてあります。こいつがうまく作動してくれるおかげで、毎回床下に手を入れなくてもよくなり、作業効率がずいぶん良くなったと思います。
リビング後部壁面
リビング壁面の後ろ半分は、カバンなどを吊り下げられるスペースと、ゴムフックを横に渡して天板や脚などを壁面に留めてあります。ここからテーブルと脚をサッと引き抜いて床に広げると、すぐに調理と食事のための作業スペースができます。
壁にゴムフックで留めておくという方法は、比較的簡単に作れる上に、出し入れもしやすくてとても便利なのでおすすめのDIYの一つです。
車内調理はハーフビルドで
うちでは車内調理といっても、車の中で本格的に煮たり焼いたりするような調理はしません。せいぜいミニかまどでご飯を炊き、ケトルでお湯を沸かし、あとは真空調理鍋で保温調理するかオーブントースターでパンを焼いたりするくらいです。
車中泊の車内で調理するというのはそもそも限界があるので、車中泊のストレスをためないためにも、あまり無理して車内でご飯を作らない方が無難だと思います。なるべくサッと準備してすぐに食べ始められることが、おなかをすかせた家族みんなが幸せになる秘訣なのです。
買ってきたお惣菜やテイクアウトをうまく使いながら、炊き立ての温かいご飯と、お味噌汁やスープ、生野菜のサラダなど、ちょっとしたひと手間をプラスすることで「おうちごはん」らしいメニューになり、気持ちの上でも十分満足できます。
食事の前にケトルでお湯を沸かしてポットに移しておくと、いろいろな用途に使えるのとても便利です。朝に沸かしたお湯は午後のコーヒーにもまだ十分熱いまま使うことができます。
電気ケトルを車中泊で使うようになって、すぐに熱いお湯が手に入る便利さをつくづく実感しています。
電気ケトルは使う時だけ壁からおろして、お湯を沸かせばまた壁面収納に戻します。
この方法はカセットコンロやガスストーブを使わずにすむので、火傷や一酸化炭素中毒のリスクを避けることにもつながりますし、お湯さえあれば、フリーズドライや早茹でパスタなんかも真空調理鍋でサッと作れるので、ちょっともう1品という時にも重宝します。
また、寝る前に残り湯でタオルを絞って顔や身体を拭くととても気持ちよく眠れるので、これもおすすめの方法です。
洗面ポーチを調味料入れに
こちらは調味料を入れているポーチです。元は旅行用の洗面ポーチだったのですが、こいつが車中泊の調味料を入れておくのにちょうど手頃でおすすめなんです。ポーチを開いたままフックでぶら下げておけるので、ご飯の時、壁から吊り下げて、欲しい調味料がすぐ取り出せます。
ちなみにうちでは、ソース、醤油、オリーブ油、お酢、塩、胡椒、七味、ガラムマサラの8種類を常備しています。調味料の容器は100均などを探すとコンパクトな容器がいろいろと出回っていますね。
この他にマヨネーズとケチャップの小分けパックも常備してあるので、調味料に関してはほとんど家と変わらない充実ぶりだと思います。
ファスナーを閉めればコンパクトにまとまるので、そのまま棚に戻せば完了ですし、もしRVパークや車中泊キャンプなど、車の外でご飯を食べるシチュエーションなら、ポーチごと持ち出すこともできるので、なかなかおすすめの方法です。
リビング左側の壁面収納
続いてリビング左側の壁面を見ていきましょう。
簡易ソファ&洗面コーナー
こちら側は、主に就寝モードのときに使うものたちをまとめてあります。
大きく横たわっているのはマットレスとベッドカバーです。これは、ハイエースの前方に就寝スペースを作る時に使うマットレスで、使わないときは折りたたんでリビングに立てかけて、就寝時以外はソファのような使い方をしています。
マットレスを立てかけて、上部のポールにベッドカバーをクリップしてあるだけなので、取り出すのも片付けもあまり手間がかかりません。
洗面コーナーの方は簡易ギャレーと歯磨き立て、鏡など、ここで歯磨きや洗面、手洗い、それからちょっとお化粧をしたりできるようになっています。水タンクは床下に置いてあって、乾電池式のポンプで水をくみ上げる仕組みになっています。これも今までいろいろと場所を変えてきましたが、外遊びの後ここで手や足を洗うことができるので、今のところ水場はここがベストかなと思っています。
簡易ソファのうしろは
マットレスを取り除いた奥には、メッシュ地を使って壁収納を設けてあり、ここにはブランケットや枕などを収納してあります。
車中泊の寝具類の収納方法についてはずいぶんと試行錯誤してきましたが、壁面にメッシュ地で収納場所を設けるこのやり方が、今のところ一番簡単に出し入れができるので気に入っています。朝起きたら、ざっくりたたんで気軽に放り込めるので朝の片づけがとても楽です。
敷布団に関しては、リビングの床にマットレスとウレタンゴムのラバーシートを重ねて敷いてあって、常時、敷布団を敷いた状態にしています。ソファ兼ベッドのような使い方ですね。ラバーシートは防水なので万一食べこぼしても安心ですし、マットレスとラバーシートを重ねると、ちょうど高反発ウレタンマットのような適度な硬さで、リビングとしてもベッドとしてもいい感じのクッション性になるんです。
ラバーマットやマットレスは、床下収納の開け閉めに支障がないように切り目を入れてあり、必要に応じてラバーとマットレスをめくれるようにしてあります。床下は普段なるべく開け閉めしないで済むようにしているのですが、いざという時は車内から床下にアクセスできるようにしておかないと、そのために車の外に出ないといけないのは大変なのです。
寝具類の収納場所として、もう1か所リアゲートの裏側にもメッシュの収納を作ってあり、ここには薄手のダウンシュラフを使った掛布団をざっくり押し込んであります。ここだと、晴れた日にリアゲートを開け放つとうまく通気されるので、適度に布団乾燥もできてしまうという一石二鳥になります。
食事シーンの次にモノの移動が多いのが就寝場面なので、なるべくスムーズに寝具類の展開と収納ができることが、車中泊のもう一つの課題なのですが、いろいろ試してみた結果、今のところうちではこんなやり方がいちばん楽な気がしています。
とか言いながら、いつかまた別の方法に変わっているかもしれませんが(笑)
皆さんのおすすめの収納方法もぜひ教えてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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