ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

防水ファスナー製品にご用心

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は、最近よく見かけるようになった「防水ファスナー」に関する私の独断を少し書いてみたいと思います。

雨の侵入を防ぐ機能性

防水ファスナー(止水ファスナー)を使った製品をよく見かけるようになりました。ファスナーがラバーみたいな素材でできていてファスナーから雨が侵入するのを防いでくれるのがウリです。マウンテンパーカーなどのアウトドア用品や、リュックサックなんかにも止水ファスナーが使われているのを近ごろ見かけます。
私も防水ファスナーを使ったリュックを一時使っていたことがありました。
防水機能もさることながら、防水ファスナーは合わせ目がほとんど分からないので、デザイン的にもスッキリした外見になり、おしゃれな感じがします。


しばらく気に入って使っていたのですが、1年ほどしたある日、リュックのショルダーあたりのファスナーが何か引っかかる感じがして、見るとファスナーが剥離してコイルの部分が浮き上がってしまっていました。最初は何とか開け閉めできていたんですが、そのうち段々と剥離が広がってしまって、もうどうやっても開け閉めできなくなってしまいました。
無理に開けようとすればますます剥離が広がっていきます。


他の場所はどこも傷んでなくて綺麗なままなのに、ファスナーがほんの2センチほど剥離しただけでリュックそのものが使えなくなってしまいました。何ともやり切れない口惜しい感じがします。



実は壊れやすい防水ファスナー

そもそも防水ファスナーは通常のファスナーと比べると開け閉めに若干抵抗感があって少し硬いというか重いんですね。防水機能のためにそういう作りになっているんだと思いますが、そうするとどうしても開け閉めの時に少し力を入れて引っ張る感じになってしまいます。


特にリュックのショルダーはファスナーがカーブを描くように曲がっているので、開け閉めの時にその部分により負荷がかかっていたんだと思います。そしてついにコイルが剥離してしまったということのようです。


自業自得といえばその通りなんですけどね。


何とか修理する方法がないかネットなどを調べてみて分かったんですが、この防水ファスナー、私と同じようにコイルが剥離して壊れる事例が他にもたくさんあるみたいです。
「なんだ、私だけじゃなかったのか。」


っていうか、そんなに壊れやすいファスナーを製品に使っちゃダメじゃないですか。


防水ファスナーっていうのは、通常のファスナーとは根本的に作りが違っていて、ファスナーのコイル部分とウイング部分が縫製されていないらしいんですね。熱で圧着されてるだけらしく、力がかかると剥離しやすいらしい。しかも防水ファスナーはそもそも開け閉めが重たいので、どうしても開け閉めの時に力がかかってしまいます。


ファスナーというのは軽く引っ張れば滑るように開くものと身体が覚えているので、防水ファスナーみたいな重くて抵抗のあるファスナーにまだ慣れていないということもあるかもしれません。


もう一つの理由として、ファスナーを開け閉めする時ってファスナーに沿って上下に動かすというより、少し外側に引っ張るような感じで上げ下げするじゃないですか。

普通のファスナーは滑りがいいので、そんな横着な上げ下げでも全然問題なくいけるんですけど、防水ファスナーは抵抗が強いので、下手に斜めに引っ張ると余計開かなかったり、圧着部分に負荷がかかってしまいます。
防水ファスナーの正しい開け閉めの方法は、ファスナーに沿ってゆっくりと開け閉めしてやらないといけません。それさえ気をつけて、開け閉めの時には細心の注意を払ってファスナーにゆっくり力を入れてやれば、防水ファスナーが壊れることはまず ないと思います。



乱暴に開け閉めせず「ちょっと気を遣う」
それが防水ファスナーとのうまい付き合い方のようです。


ノースフェイスなんかにも使われてます

開け閉めする時にちょっとだけ気を遣う。これって簡単なことのようで、実は結構面倒なことです。いちいち覚えていられません。つい、うっかり、ジャーっと引っ張ってしまうでしょう。


ノースフェイスのマウンテンパーカーなんかにも、一部の品番には防水ファスナーが使われています。定価3万以上もする高性能ウエアに、壊れやすい防水ファスナーが使われているとは、着るたびにいちいちファスナーに気を遣わないといけないなんてブランドへの信頼性が大きく揺らいでしまいます。ちなみに、防水ファスナーだけじゃなく、ノースフェイスの「ハイベント」や「ドライベント」などのウレタンコーティング素材も使っているうちに段々ポロポロとコーティングが剥がれてきてしまいますので、これらの素材選びにも十分気をつけた方がいいと思います。



今回は防水ファスナーについて書いてみました。
いつか防水ファスナーの性能も今より向上して、剥離しにくく開け閉めしやすい防水ファスナーが開発されるだろうとは思いますが、少なくとも現段階では防水ファスナーを使ったマウンテンパーカーは選ばない方が無難です。デザイン的にいくらシンプルでスタイリッシュでも、すぐ壊れてしまっては元も子もありません。


現段階でノースフェイスを選ぶ場合、防水ファスナーではなく、ジャケットの前が二重構造になっているタイプを選ぶようにしましょう。またウレタンコーティングは避け、多少値は張ってもゴアテックス素材を選ばれることを是非おすすめします。




最後まで読んでいただきありがとうございます。

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