ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。
今回は、マウンテンパーカーなどに使われているウレタンコーティングの補修に関する第2弾です。
剥離対策もむなしく
ノースフェイスなどのマウンテンパーカーのうち、少し価格帯の低いクラスによく使われているウレタンコーティング(ノースフェイスの場合「ハイベント」と呼ばれるもの)は、何年か使っているとコーティングが劣化してボロボロと剥がれてきます。
sleepysheep-zzz.hatenablog.com
先日、このウレタンコーティングの劣化を補修する方法について記事を書きました。
スーパーXというボンドを薄くコーティングするように塗り広げて被膜を作るというやり方で、それなりにウレタンコーティングの劣化を引き延ばす効果があります。
特に剥離が目立つのがフードのつけ根あたりと肩のところなので、その辺を重点的に補修してやると効果的です。
それでも、年月による経年劣化はやはり避けられず、そのうち裏地のあらゆる箇所がゲリラ的にポロポロと剥がれてくるようになってくると、さすがにボンドだけでは追いつかなくなってきます。
何もせずに放置しているとご覧の通りです。
ノースフェイスは相変わらずものすごく人気が高いらしく、リサイクルショップにいくと裏地がこれくらいボロボロでもナイロンパーカーが10000円くらいで売られていたりします。
まあ、あくまで裏地なので人目に触れない場所ならそれほど気にする必要はないのかもしれませんが。
フードに裏地をプラス
ただ、首周りやフードというのは、パーカーを着た時に裏地がよく目立つ場所なんですね。いくらノースフェイスとはいえ、さすがにボロボロの裏地がまる見えなのはちょっと気恥ずかしいものです。
そこで、ボロボロになってしまったフードや首周りの部分に薄い生地を貼って、裏側を覆うことにしました。
使ったのは、キャンプ用品を買った時についていた収納袋です。ちょうど手ごろな大きさの黒い袋が家に余っていたので、縫い目を一部ほどいて使うことにします。袋の横の縫い目を片側だけほどくと、ちょうど頭巾みたいな形になるので、そいつをフードの裏側に貼りつけます。
ミシンで縫いつけても良かったんですが、それだと表側に縫い目が出てしまうし、素人がやるととても綺麗に縫えない気がしたので、100均で売っている工作用のボンドで貼りつけることにしました。
奇跡的、というほどサイズがぴったりでした。ハサミでカットする必要もないくらい、カバーしたかった場所をきれいに覆うことができました。
完成です。フードと襟元に黒い裏地がつきました。薄い生地なので、軽くてほとんど目立ちません。
最初からこうだったと言われたら気づかないくらいではないでしょうか?
裏地の剥がれが出てくるようになってからは、なるべく剥離が進まないようにそっと脱ぎ着していましたが、もうこれで気兼ねなくガンガン使うことができます。
でも、一番の教訓は「安いウレタンコーティングは早かれ遅かれ剥がれてくるので、買わない方がよい。」ということです。
多少値は張ってもゴアテックスを選ぶようにしましょう。
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