ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

強烈寒波で水道管凍結⁉︎

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


今回は冬の寒波で水道管が凍結した場合の対処法について考えてみたいと思います。

この冬一番の寒波襲来

私たちが住む滋賀は、西高東低の高気圧と低気圧のちょうど境い目にあたることが多く、福井や北陸と同様雪雲の通り道となって、時々どか雪が降ることがあります。

雪が降ると、屋根の雪下ろしもさることながら、水道管や給湯器の凍結が心配です。気温がマイナス4℃くらいまで下がると屋外の水道管は凍りはじめます。凍った水は体積が膨張するので、水道管が破裂してしまうのです。凍っている時は分からないのですが、後になって水が噴き出して始めて気づくというパターンが多いです。
うちも昨年の寒波で水道が破裂してえらい目に遭いました。

水道管の凍結防止対策

信州や北海道などの寒冷地では、屋外だけでなく家中の水道管が凍るので、水道の立ち上がりごとに「水抜きバルブ」という特殊なバルブがつけてあります。このバルブを閉めると水が止まると同時に、水道管内の水が抜けて凍結を防ぐ仕組みです。
さらに、寒冷地では電気で水道管を温める保温材が巻かれてあり、冬の間ずっと水道管を温めて凍結を防いでいます。寒冷地ではこの保温材の電気代が結構高額になるのが悩みのタネです。昔、信州の山の中で暮らしていた頃は冬場の電気代と灯油代が10万円以上かかりました。


寒冷地以外ではこのような電気保温材は必要ないですが、それでも一冬に何度かは凍結の心配があると思います。そういう場合の凍結対策として、よくあるのは一晩中水をチョロチョロ出しっぱなしにしておく方法がありますが、その他に簡単にできる方法として、「使い捨てカイロ」を使う方法があります。
外の水道管が凍る場合、大抵は露出している蛇口付近が凍ることが多いので、この蛇口部分に使い捨てカイロを貼ってタオルや段ボールなどでくるんでおけば、凍結を防ぐことができます。
使い捨てカイロは50℃程度の温熱が12時間以上持続しますから、1〜2日で去っていく程度の寒波なら、この方法で十分対処できると思います。


ちなみに、庭の外水道にホースを繋いでおられる場合は、水道管だけでなくホースや散水ノズルが凍って破裂することが多いので、凍結の恐れがあるときは、散水ノズルをホースから外しておくようにしましょう。

水道管が凍ってしまったら

さて、そうやって対策していたにも関わらず万一水道管が凍ってしまったら?

屋外の水道が凍って、蛇口を回しても水が出てこないという場合、外気温のマイナス度合いにもよりますが、たいていは蛇口付近が凍っているだけということが多いので、そこを温めてやれば、ほどなく水が出てくることが多いです。

ドライヤーで温める

とりあえず家にあるものでやるとすれば、ドライヤーを使うのが一番身近です。軽い凍結ならこれでもいけると思います。
余談ですが、ディーゼルエンジンに使われる軽油は地域によって水分の割合が異なり、市街地で燃料を入れた軽油のまま寒冷地のスキー場に停泊すると、軽油が凍ってしまうことがあります。そんな時は、燃料系統をドライヤーで地道に温めてシャーベット状になった軽油を溶かしてやるとエンジンがかかるようになります。

蒸気で温める

ドライヤーより強力で、寒冷地ではプロの職人さんもこの方法で水道管の解氷を行っています。市販のスチームクリーナーがある方はそれを使うと簡単に氷を溶かすことができます。
外から蒸気を当てるより、蒸気の管を蛇口の中に通すようにして蒸気を管内に入れるのがコツです。

電気解氷機

プロの職人さんは電気解氷機というバッテリーチャージャーみたいな機械で水道管を溶かします。
プラスとマイナスの2つのクリップで水道管をはさむようにして、電気を流すと電流が水道管の抵抗で熱に変わり、中の氷が溶けていくのです。
構造的にはバッテリーチャージャーとほとんど同じものなので、家にバッテリーチャージャーがあるならそれを使う手もありますが、素人がヘタに手を出すと事故の危険があるので、これはやめておいた方がいいでしょう。万一、水道管の途中にステンレス管があった場合、ステンレスに電気を流すと数秒で何百℃にも発熱してしまうので、とても危険です。



寒い冬の屋外で、凍てつく水道管を溶かす作業はものすごく辛い作業です。
凍ってからでは遅いので、天気予報をこまめにチェックして、寒波襲来の際は前もって凍結防止対策をしっかりしておくようにしましょう。
破裂してしまうと、業者手配や痛い出費に泣くことになります。



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