ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

はしご花見とよもぎ団子

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。

今日は春の話題です。

ようやく見ごろの桜

3月が例年にない寒さだったせいで桜の開花が遅れ、4月10日を過ぎてもまだお花見が楽しめています。この様子だと、今週末もお花見に行けるかもしれませんね。


日本人なら誰でも一つや二つ、おすすめの桜スポットをご存知のことと思います。
今さら桜の名所について語るのも野暮な話しですが、せっかく四季のある美しい国に生まれたのですから、各地の美しい桜の風景を楽しみたいと、年齢を重ねるごとに感じるようになりました。
うちの子どもたちも美しい景色に浸るのが大好きなので、今のところ親が行くところに、嫌がらずついてきてくれます。
そのうち、「俺は行かへんし。」などと言うようになるのでしょうか?
少し寂しいですが、その時は奥さんと2人で出かけることにしましょう(笑)


さて、穏やかなお花見日和となった先週、私たちは実家がある大阪の高槻市まで家族で出かけてきました。私の両親が亡くなったあと実家は空き家になっていて、こうして時々様子を見がてらやってくるのです。



ここは芥川(あくたがわ)という川の堤防沿いに植えられた桜で、地元の人たちが桜並木に沿って様々なお花を管理されています。それはそれは美しい場所なのです。
親が亡くなる前によく一緒に花見に来た思い出の場所でもあり、いつ来ても変わらないのどかな風景に心が打たれます。


わざわざこんなローカルな場所までお花見に行かなくても、他にもいっぱい桜の名所はありますが、ここの桜は車通りから離れていることもあって、ものすごくプライベート感があります。もし天国があるとしたらきっとこんな所なんじゃないかな?と思えるような、まるで夢の国に出てきそうな素敵な場所なのです。

一応マップを貼っておきます。


川ぞいには駐車場がないのですが、桜並木から歩いて2〜3分の場所に「庄所運動広場」という球技場があるので、そこの駐車場に停めるのがオススメです。1時間100円という格安駐車場なので時間を気にせず停めることができます。高槻市役所から府道沿いに行くと右手にココスがあり、ココス手前の狭い道を入っていくとすぐ運動広場があります。
もし近くを通られたら、ぜひ立ち寄ってみてください。

お花見スポットをはしご

高槻からの帰り、私たちはもう1ヶ所お花見スポットに立ち寄って行くことにしました。

ここは京都市伏見区。坂本龍馬が襲撃された寺田屋騒動の舞台となった場所です。
濠川(ほりかわ)の両岸に桜がトンネルを作っていて、ときおり十石舟が川をゆっくりと下っていく、映画のワンシーンのような風景が楽しめる場所です。


濠川というのは、豊臣秀吉が伏見城を作った際に伏見の町の中に掘らせた水路で、当時このあたりには船着場や船宿が数多くあり、行き交う人々でとても賑わっていました。濠川の船着場から十石舟に乗ると、やがて宇治川につながり、そこで一回り大きな三十石舟に乗り換えて、宇治川から淀川経由で大阪湾まで行くことができました。坂本龍馬たちも、ここから舟に乗って大阪から九州や長州まで往復したんだと思います。

今は観光客を乗せた十石舟が濠川と宇治川の間を遊覧しています。


寺田屋をはじめこの辺り一帯は細い通りに昔ながらの町の雰囲気が残っているので、あてもなくぶらぶら歩くのも趣があります。



よもぎ団子作り

高槻の芥川の堤防でお花見がてら、子どもたちとよもぎの若葉を摘んできました。母が昔よくよもぎを摘んでよもぎ団子を作ってくれたので、今回も子どもたちとよもぎ団子を作ろうと思います。

葉っぱの裏に白い綿毛が生えたよもぎ。


茹でると鮮やかな緑色に変わります。


よもぎは若葉といっても、そのままではけっこう筋が残るので、包丁でざっくり刻んでからミキサーにかけて細かいペースト状にします。



よもぎの香りがキッチンに広がります。青々と、とてもすがすがしい香りです。

白玉粉にゆでたよもぎを入れて、水を適量加えて、耳たぶくらいのかたさにこねていきます。うちは日頃から「男子厨房に入るべし」なので、子どもたちも一生懸命白玉粉をこねてくれました。

小さく丸めたお団子を、沸騰したお湯に入れて茹でていきます。
いったん沈んだお団子がふわっと浮いてくれば茹であがったサイン。


きれいな緑色のお団子がたくさん作れました。



あんこを添えればお花見団子のできあがりです。

もちもちつるんの食感に、沢山作ったお団子はあっという間にお腹の中に消えていきました。


上の子が、小さなお皿にお団子を盛って、お仏壇に供えてくれました。自分が幼い頃に母とよもぎを摘みに出かけた記憶は、こうして子どもたちに受け継がれ、いつかまた子どもたちがその子どもたちへと記憶を繋いでいってくれることでしょう。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

車中泊の旅ランキングに参加しています。励みになりますので、よければクリックしていただけると嬉しい限りです。
また、皆さまがいずれかの広告を1回クリックしていただけると今後のブログ維持につながります。
ご協力ありがとうございます!


また、車中泊に関することで知りたいテーマや聞いてみたいことがありましたら、お気軽にコメント欄にご記入いただければ、分かる範囲でご紹介させていただきます。





にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを楽しむへ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 車中泊の旅へ
にほんブログ村




下のバナー、ken&sho...は子どもたちの名前から取っています。バナーをクリックしていただけるととてもうれしいです。

車中泊ランキング
人気ブログランキングへ


プライバシーポリシー/お問い合わせ